「あたたかい3つの出会い」
ブログリレー 第12回
マラウイの魅力
こんにちは!5期生のはづきです。
今回の記事のテーマは、「マラウイの魅力」です。
このテーマで書くにあたり、渡航したからこそ伝えられるマラウイの魅力は何だろう、と改めて考えていました。
そこで昨年の渡航を振り返り、行って良かったなぁと思うこととして一番に思い浮かぶのは、様々な「人」との出会いでした。
しかし「The Warm Heart of Africa」と言われている程だから、マラウイの人たちの人柄の良さは渡航していない人もすでに知っていることなのでは?と書くのを一度迷いました。
ですが、具体的にマラウイ人はどんな人たちでどのようなところが魅力的か、それは実際にふれ合ってみないとわからないなと思ったので、今回はマラウイで出会った3人の人物についてエピソードも交えてお話ししていくことにします。
・ドライバーのラメック
渡航期間中の移動はすべて車だったので、彼はほぼずっと私たちと行動を共にしてくれていました。本団体では今までも彼にドライバーを頼んでいたので名前は知っていましたが、実際に現地で会うまではどんな人だろうとどきどきしていました。そこから2週間、多くの時間を一緒に過ごすにつれて、だんだんと彼の人柄や魅力が見えてきました。
まず、単にドライバーとして仕事を遂行するだけでなく、私たち渡航メンバーを大切に思ってくれているのがとても伝わってきました。あまり英語で積極的に話しかけられる方ではなかった私を「元気ないの?大丈夫?」と気にかけてくれた時にはちゃんと7人一人ひとりを見てくれているんだなと感じましたし、さらには昨年や一昨年の渡航メンバーの名前を覚えていて「○○は元気?」と聞いていたのには驚きました。
また、結婚したばかりの奥さんへの愛情の深さが随所で感じられてとても微笑ましかったことも印象に残っています。もともと陽気なだけでなく、周囲への気配りもできて愛情深い彼は、まさに“あたたかい心”を持つ人だと思いました。
・宿泊したロッジのスタッフ
ある朝宿泊しているロッジのプールサイドで日記を書いているときに、掃除をしていた一人のスタッフに話しかけられました。その日の朝食時に他のメンバーとも少し話していたこともあったのですが、「日本語と中国語ってどうに違うの?」「マラウイのどこが好き?」など色々と興味深そうに尋ねてきたことを覚えています。聞くと20代前半で(彼も当時結婚したばかりでした)、大人になっても好奇心を忘れずにいて素敵だなと思いました。
マラウイでは、日本の方との思い出深い出会いもありました。
・マラウイで活動する青年海外協力隊の大竹さん
大竹さんには現地の小学校で実施したUNDOKAIの事前準備から当日のサポートに加え、近くの孤児院を後日見学できるように手配してくださり本当にお世話になりました。そこで私たちは大竹さんの人柄を知るうちにもっとお話ししてみたいと思い、また別の日に私たちが宿泊するロッジまで足を運び、聞きたかったマラウイや大竹さん自身のことを沢山話してくださいました。出会ったはじめのうちは大人しめな方という印象でしたが、お話を聞くうちに自分のやりたいことややるべきことの芯をしっかり持ち行動に移している姿勢に、とても刺激を受けました。また、現地の人たちと打ち解け合い、小学校の子どもたちから慕われている様子からは、大竹さんの人柄と同時にマラウイの人たちのあたたかさもうかがえました。
書ききれなかった出会いも沢山あるのですが、マラウイの人たちの魅力を少しは感じていただけたでしょうか?
出会った他の日本人も皆さんあたたかく、マラウイの人たちの影響を少なからず受けている気がするのはきっと私だけではないでしょう。
長くなりましたが最後まで読んでくださってありがとうございました!
次回の記事もお楽しみに。
5期生 2年 はづき
次回のテーマも、「マラウイの魅力」です!
実際に渡航した団員が語るマラウイの魅力、みなさんにもマラウイに渡航した気持ちになって読んでいただけましたら幸いです。
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