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執筆者の写真日本マラウイ学生団体 JMYO

「マラウイに渡航して新たな『あたりまえ』を発見したい」

ブログリレー・第18回

今後の抱負・団体でやりたいこと


私がこの団体で一番やってみたいことは、実際にマラウイに渡航することです。


この団体に入団した理由も、実際にアフリカに行ける可能性があるから、というものでした。

私の他にも実際に渡航したい、と言う団員はたくさんいますが、みんな、その動機は「途上国の教育問題を解決したい」「途上国の人々の暮らしを良くしたい」といった、しっかりとしたものでした。

一方、私がマラウイに行ってみたい理由は、「アフリカって面白そう!」という極めて単純なもの。

そこで今回、せっかく記事を書く機会をいただいたので、私がなぜ「アフリカって面白そう」と思うのか、そもそも「面白い」とはどういうことなのか、について考えてみたいと思います。


私がここで感じる「面白さ」とは、自分や、自分が普段接している人たちのものとは全く違う考え方や価値観があるということに気づくこと、つまり、自分の知っている「あたりまえ」とは異なる「あたりまえ」を発見することの新鮮さだと思います。

例えば以前、家族旅行でシンガポールに行ったとき、道を歩いていて誰かとぶつかっても、お互いに謝ることもなく、何事もなかったかのように行き過ぎる人が多いことが印象に残りました。

日本であれば、とりあえずお互いに謝るのが「あたりまえ」であり、それゆえに、もし相手が謝らなかったら不快に感じるのが普通だと思います。しかし「何事もなかったかのように行き過ぎる」というシンガポールの人たちの「あたりまえ」からは「ぶつかるなんてささいなことはいちいち気にしない」というおおらかさが感じられ、神経質になる日本よりもむしろ心地良かったです。

このように、新たな「あたりまえ」を発見することで、今まで思いつきもしなかった角度から物事を見られるようになると同時に、自分の「あたりまえ」が物事のたくさんの見方の一つにすぎなかったのだと気づける、この新鮮さが「面白い」のです。


それではなぜ、特にアフリカに魅力を感じるのか。それは、自然環境が日本と大きく異なり、伝統文化の形も日本と全く違い、特にマラウイの場合は「途上国」という生活環境の違いもあり、日本との違いが大きい地域、つまり、新たな「あたりまえ」をたくさん発見できそうな地域、というイメージがあるからです。


もちろん、このイメージは私の勝手な先入観であり、実際にマラウイに行ってみたら、以外と日本人と似たような暮らしをしている人が多いかもしれない。日本人の考え方と似たような考え方も多いかもしれない。でも、そのような面も全て含めて、本当のアフリカの姿、本当のマラウイの姿を自分自身で見てみたいと思っています。そしてその経験を、「アフリカのイメージを豊かにする」ために、どう活かせるのかを考えたいと思います。


6期生 1年 せい

 

次回も、1年生による「今後の抱負・団体でやりたいこと」をお届けします。ご期待ください!

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