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執筆者の写真日本マラウイ学生団体 JMYO

人と人をつなぐことで架け橋に

更新日:2020年12月5日

ブログリレー 第6回

自分が思う「日本とマラウイの架け橋になる」とは



こんにちは!日本マラウイ学生団体6期生のちひろです。

今回は、私たちの団体理念である「日本とマラウイの架け橋になる」、そして活動の目標である「アフリカのイメージを豊かにする」とはどういうことかというテーマで、私なりに考えていることをお話ししたいと思います。


単刀直入に言えば、私は「架け橋になる=人と人とをつなぐ」ことだと思っています。

私には、アフリカ地域のことを考えるときに真っ先に頭に浮かんでくるイメージがあります。

中学生の時に見に行った、ウガンダの子供たちによる歌とダンスのライブパフォーマンスです。

彼らはエイズ孤児で、パフォーマンスの途中途中には彼らの今までの人生を語る映像が流れていました。

実際にそのライブで一緒に歌い踊り子供とお話しして、「テレビで見る世界のどこかで起こっていること」ではなく、今同じ時を過ごしていて、自分と年が変わらない子たちが直面している本当にある話なんだとそれまでにないくらい身近に感じ、どきっとしたのを今でも覚えています。

同時に、そのような経験のある子供が暗い顔をしているようなよく目にする広告とは全く違い、それでも前を向いて笑顔で生きている子たちもいるんだという事実に驚きました。

私は自分のこの経験こそがイメージが豊かになるということだと思っています。

ただ頭に入っていた知識が、実際に人とつながることで直感的に私たちに迫ってくる。

豊かになるというのは必ずしも今持っているイメージを覆すということではありません。

自分が知っていることを再確認するかもしれないし、思っていたことや知っていた知識と現実とのギャップに驚くかもしれない。

それを繰り返していく中で、ただの勉強やメディアを通してでは知り得なかった新しい発見が生まれ、豊かなイメージを持つことにつながると思うのです。

そしてイメージが豊かになってくると何かしら共通点が見つかったり、その国や人々の魅力を感じて興味がぐっと湧いてきて、さらに心の距離が縮まってくるのではないかと私は思っています。


余談ですが、私が一番アフリカに親近感を抱いたのは、アフリカ音楽の伝統的な労働歌に「カタコリ」という歌詞が出てきた時です。

ちょっと面白いですよね。


話を戻しますが、「人と人とをつなぐ」ことで、日本の人々が持つアフリカのイメージをどんどん豊かにし、マラウイをはじめとするアフリカの国々と距離を縮める第一歩を作っていけるのがこの団体だと私は考えています。


コロナの影響によりオンラインイベントが普及してきたことで、遠いアフリカの国々の人ともより簡単につながれるようになりました。

これを活かして、若い世代も気軽に参加してマラウイとつながることができる機会をもっとつくっていきたいです。



6期生 1年 ちひろ

 

次回からのテーマも、「自分が思う『日本とマラウイの架け橋になる』とは」です!

ご期待ください!

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